派遣として働きながら資格を取ろう!

たとえ資格を持っていなくても派遣として介護の仕事はできます。
内容は介護施設と自宅までの送迎の運転手をはじめ、多様にあり、介護施設内でも働けます。

実は介護保険法では施設のおける介護職員の資格は問われていません。
特別老人ホームでも求人さえあれば無資格で仕事をしても問題ありません。
そのため、法律上は資格の有無にかかわらず仕事に携わることができるのです。
無資格者には食事の支度や衣類の洗濯、と言ったような生活援助の仕事をすることが多いようです。
派遣でも無資格で介護の仕事をするときはこのような内容の仕事をしています。

逆に無資格ではできない介護の仕事と言えば、訪問介護があります。
高齢者の家を訪問して、食事や入浴の介助、排せつの介助など身体介助から、食事の用意の生活の援助を行う仕事です。
この仕事には介護職員初任者研修の資格が必要になります。
しかし、この仕事で働いている人の約4割の人が非正規雇用と言われています。
派遣でも十分に活躍できる仕事だといえるでしょう。

介護の仕事は資格さえ取れば次のステップに進めます。
派遣の仕事をしながらでも資格は取ることができます。
介護職員初任者研修を取得して、3年以上経験を積めばサービス提供責任者や、130時間研修を受ければ介護職員実務者研修、さらにこれらの資格を取得して、3年を経過すれば介護福祉士の資格を取ることができます。

介護の仕事の待遇は現在はあまり良いとは言えませんが、高齢化がますます進み近い将来介護職の待遇や社会的地位も変化するはずです。
何より仕事をしながら資格取得ができ将来に向けての目標を持つことができる職業ではないでしょうか。